破草鞋

「破草鞋(はそうあい)」とは、破れた「わらじ」、つまり破れて役に立たなくなった履き物のことを言います。役に立たないものをいつまでも大事に持っていないで、さっさと捨てなさい、ということです。

以前、お気に入りのスニーカーのゴム底がめくれてしまい使えなくなったので、靴の修理店に持っていきました。すると、このスニーカーに使われているゴム底は特殊なので、接着剤が効かない、と断られてしまい、泣く泣く処分したことがあります。こういうのは「破草鞋」というより「もったいない」という気持ちが強かったですね。

私たちはモノに恵まれていて、モノに溢れた生活をしています。そういう生活の中では、まだ使えるモノまで平気で捨てたりします。また、壊れたモノを修理すると高く付いてしまうので、新品に交換することもしばしばです。それから、携帯電話なんて、新機種が出ると欲しくなったりしますしね。

モノは使い切って、その価値を存分に発揮させてあげて、そうして破れて「破草鞋」となった時に、感謝して捨てる。そういうのが正しい考え方だと思うのですが…昔はそれが当たり前だったのでしょうけれど、現代の生活では難しくなっています。
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安永3年2月晦日

寺の過去帳を調べていたら、江戸時代「安永3年2月晦日」が命日の人がいた。「晦日」といえば「最後の日」のことだ。では、安永3年2月晦日は「何日」なのか? を調べることにした。

2月は普通 28日が最後の日で、4年に1回 29日になる。閏年ですね。そこで、28日なのか29日なのか、と調べていたところ、大変なことに気付いた。それは、江戸時代は現在の暦=太陽暦ではなく、太陰暦であるということだ。ということは、安永3年2月が閏年かどうか、を調べるのではなく、安永3年2月は「大の月=30日まで」なのか「小の月=29日まで」なのか? を調べなければならないのだ。

今はインターネットで調べれば、こういう情報も容易に手に入るのでありがたい。調べた結果、「安永3年2月晦日」は「安永3年2月30日」と判明した。2月30日なんて、現在の太陽暦では絶対に来ない日だ。古い書物を読んでいる時には、暦の違いは意外にうっかりする問題である。
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ワークアウト

脂肪燃焼のためのウォーキングでは、5km を 45分 で歩かなければならないらしい。実際やってみると、結構な早足でないと走破できない。Happy Song のリズムでちんたら歩いていてはいけない、というのが解りました。確かに、汗の出方が違うし、太ももの裏側にもビンビン刺激がくるので、「おお、ワークアウトしてるぜっ」っていう気になってきます。頑張って体重を減らすぞい!
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人間はいずれ死ぬ

ある人が「いなかのおじいちゃんに会いたい。でも、仕事が忙しくて会いに行かれない。」と言ったので、私は「会える時に会っておいた方がいい。いつ死ぬかわからないから。」と答えて、後から「しまった」と反省しました。仏教的には、人間いつ死ぬかわからない諸行無常なのですから、この言い方は間違ってはいないのですが、世間的には、他人のおじいさんをつかまえて「いつ死ぬかわからない」なんて言うのは、ひどい言い方ですよね。反省してます。

人間の命には「いつまで」という保証期間はありません。元気な人だって、急病にかかったり事故にあったりするわけで、突然に命の火が消える可能性があるのです。ですから、会いたい人がいるのならば、会っておいた方がいいですよ。後悔先に立たず、です。
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歩歩清風起

私は iPod で音楽を聴きながらウォーキングをしているのですが、今日 Boney M. の Happy Song という曲(1984年のディスコソング)のテンポが、自分の歩調にドンピシャリなことを発見しました。BPM は 123 ぐらいでしょうか。

歩調と音楽のテンポが同じだと、実に歩きやすいものです。歩歩清風起こるかのごとく、ハッピーな気分になります。あ、曲名も「ハッピーソング」とは、お後がよろしいようで。
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電車の中は暑いですよね?

今日の東京は暖かでした。夜は上野で会合があったのですが、PM7:00 に駅前の温度計が 16℃ でした。暖かいというより、暑いくらい(汗)。

ところで、いつも思うのですが、電車の車内って暑いと思いませんか?? 暖房が入っているんでしょうかねぇ。車内なんて、外気温と同じでいいんですよね。だって、コートを着ているし、マフラーとかもしてるでしょ? それとも、暑いと感じるのは私だけでしょうか…(疑)。
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紅炉上一点雪

先日の雪は、東京都心も白く変えました。もう数日経ちますが、拙寺境内の日陰にはまだ溶けずに残っております。

雪と言えば『碧巌録』に「紅炉上一点雪」(こうろじょういってんのゆき)という言葉があります。真っ赤に燃えさかる炉の上にひとすくいの雪を置けば、たちどころに溶けてなくなってしまう、という意味です。燃え盛る炉は、自己のおさとりの心を表し、雪は煩悩を表します。仏心が輝いていれば、煩悩妄想などはたちどころに消え失せるものだ、ということですね。

立春とはいえ、まだ寒い日が続いています。しかし、暦の上では春に入りましたので、温かくなるのももう間近でしょう。私たちも、迷いの日々が続きますが、自己の仏心を信じて日々感謝の心で過ごしていれば、やがて心の春がやってきて、煩悩の雪が氷解することでしょう。

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