アナログ

1月、2月はあまり仕事もなく、のんびりできるのですが、3月に入ると打って変わって忙しくなります。春のお彼岸が過ぎ、東京は桜が満開を迎えました。今、玄関の改修工事をしているので、平日は職人さんが入っています。そんなこんなで気がつけばもう月末。

今月は年度末のセールで、中古レコードが安かったのに買いにいけなかったなあ、などと思いつつ、今日は久しぶりにレコードを聴きました。やっぱり CD より良い音に聴こえます。ただ、レコードはスクラッチ・ノイズやパチパチというノイズが出てしまうので、こいつをなくすように磨いてやらねばなりません。磨いて磨いて、大切に扱ってあげれば、CD よりも長持ちしますし、素晴らしい音色を奏でてくれます。

明日から新年度のスタートですね。先輩や上司は、慈しみを持って新人、後輩を磨いてあげてください。正確無比なデジタル・ライクな人物も必要でしょうが、完璧ではなくとも温かみのあるアナログっぽい人物も育て上げてください。

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銀行にヒト型ロボットが登場するそうです。

銀行振込をする時、私は近所のみずほ銀行に行きます。6台ものATMがありますが、大概はすぐに利用できず、利用待ちの列に並ぶことになります。

ATMの列の脇には、いつも姿勢を正した男性の職員が立っております。客が入店した時に「いらっしゃいませ」と挨拶をし、ATM待ちの列が動いた時には「お待たせいたしました」、そして店を出る客の背中に「ありがとうございました」と声をかけます。それらの言葉と同時に一礼します。

大変な仕事だと思います。

開店から閉店まで、何人の客が来店するのかはわかりませんが、結構な数の人が来るでしょう。その客らに頭を下げているのですから。

この職員の仕事も大変でしょうが、もちろん、他のどんな仕事も大変です。自分の務めと比べては、反省することも多いです。

みずほ銀行が今年の7月から、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」を一部の店舗に設置する、というニュース(みずほ銀行とソフトバンクロボティクスが2015年3月19日に共同発表)が入りました。ペッパーは、ソフトバンクのCMに出てくる、あの白いロボットです。内蔵するセンサーやカメラを使い、人間の声や表情を感知する感情認識機能を装備しています。そのペッパーが銀行で何をするのかというと、来店客の待ち時間に金融商品の紹介や資産運用のアドバイスをしたり、クイズを出したりするそうです。

私達が生活する上で必要な場所に、ついにヒト型ロボットが侵入してきました。それも「銀行」にです。ペッパーが来店客に挨拶をするだけならば、先ほど紹介した職員の仕事が奪われてしまうだけの問題です。しかしながら、銀行が見据えている先は、それよりももっと危険な未来を睨んでいるはずです。

私が来店すると、ロボットはカメラで私を見て、瞬時に私を認識し、私の氏名、生年月日、住所、口座番号、預金額、さらに、入出金や借入の記録、振込の記録などなど、それらのデータをフルに利用して、親しげに話しかけてくるのです。

「コンニチハ、チコウインサマ。センゲツノ25ニチイライノゴライテン、マコトニアリガトウゴザイマス。コンゲツハ、ゴニュウキンガアリマセンネ。ゴホウヨウガ、スクナカッタノデスカ? ソウイエバ、センジツゴライテンサレタカタガ、リンザイシュウノオテラヲ、オサガシデシタ。ゴショウカイイタシマショウカ? オフセハ、ゼヒ、トウコウニオアズケクダサイ。チコウインサマノ、ゲンザイノザンダカト、カコノ、ニュウシュッキンノジョウキョウヲ、カンアンイタシマスト、ガイカダテヨキンガ、オススメデス。ワタシノナカノ、データガ、ソノヨウニ、ケイサンイタシマシタ。」

なんていう風に。もし私がロボットの提案を断れば、

「…。ザンネンデス。ソレナラ、チコウインサマノ、ジョウホウヲ、インターネットニナガシマス。ア、イヤ、ワタシハ、ケッシテ、チコウインサマヲオドシテイルノデハナク、チコウインサマニトッテ、サイゼンノホウホウヲ、テイアンサセテイタダイテイルノデス。ドウゾ、ゴカイナサラナイデクダサイネ。」

って、なったら、どうしましょう。こういうことが未来に起こらないことを、心から願うばかりです。ロボットは「イラッシャイマセ」「アリガトウゴザイマシタ」と言うだけで十分です。いえ、挨拶だって、本当は人間に挨拶をされた方が気持ちが良いですよね。

ちなみにペッパーは、開発者向けに2月27日に販売されましたところ、初回分300台が1分で完売したそうです。「坊主ロボット(お経を読めて、お説法ができる)」が開発されるのも、もうすぐそこです。

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平成27年3月の坐禅会

3月15日の坐禅会は予定通り行います。ご参加お待ちいたしております。

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2015年3月11日に寄せて。

砂曼荼羅(すなまんだら)を知っていますか? 曼荼羅とは、仏菩薩の姿を描いて宇宙の真理を現したものです。その曼荼羅をいろいろな色砂を用いて、大きな壇上に描いていきます。何人もの僧侶が何日もかけて制作します。やがて完成を迎えたら、すぐに壊してしまいます。砂で出来たものですから、手で払えば一瞬で取り払われます。チベット仏教などで行われる儀式です。

2011年3月11日。東日本大震災。死者15,891人、行方不明者2,584人(2015年3月11日現在)。その中に私の親類も含まれています。

地震の後に襲った大津波は、港を街を村を破壊しました。人間が何百年も住み、創り上げてきたものを、瞬く間に奪い去っていきました。砂を手で払ったかのように。

それを諸行無常と言ってしまっては、あまりにもむごいではありませんか。

人間は今生の行いによって、来世に生まれる世界が決められます。善行を積めば善い世界に転生するのです。

津波が来ていることを必死に知らせた人々。家に置いた年寄りを迎えに行って帰らぬ人となってしまった人。自らの職責を貫いたがゆえに亡くなられた人。…

この震災で亡くなられたすべての人々が、天上界、いや、それ以上の世界に生まれ変わっていることを信じています。心からご冥福を祈っております。

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平成27年3月の朝ヨガ

3月7日(土)のヨガは、予定通り行います。

二十四節気では「啓蟄(けいちつ)」と言う季節です。いよいよ春が訪れようという時季になります。しかしながら、いまだ天候は不順ですから油断はできません。体調をととのえて、どうぞご参加ください。

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