忘れることは覚えることより難しい

「忘れることは覚えることより難しい」と言ったのは、荒川河川敷に住まう河童だったか。

失恋の思い出。事故に遭ったこと。失敗した記憶。自分のせいで他人を傷つけてしまったこと。とかくネガティブな出来事は、いつまでも忘れることができない。

みんなそう。

私もそう。

記憶は脳の機能の一部だから、脳科学分野の先生の手にかかれば、少しは忘れさせてくれるかもしれない。

でも、忘れてしまっていいのかな。

忘れるというのは、過去を消してしまうこと。消し去った過去の中には、幸せだった頃、無邪気だった頃、何をしても楽しかった頃も含まれているかもしれない。

忘れることが難しいのは、そんなことにも関係しているのかも。って考えてみる。

「悪いことがあれば良いこともあるさ」とは、昨日お会いした80歳を超えるおじいさんの言葉。数々の苦労を経験された方の言葉だから、説得力がある。

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新仏

気がつけば6月も下旬となりました。来月7月はお盆です。私が修行をした平林寺は埼玉県新座市にあります。この地域は8月のお盆でした。

亡くなってから初めてお盆を迎える死者のことを「新仏(しんぶつ・しんぼとけ)」「新霊(あらみたま)」などと言います。そして、新仏が初めて迎えるお盆は「新盆(にいぼん・しんぼん)」と言います。

お盆は仏教の行事です。地方により種々の習俗風習があり、全国一様ではないようです。

新仏は、その魂をねんごろに慰めてやらないと祟るのだそうです。そこで、お盆にはご先祖の供養に先立ち、お盆の月(7月ないし8月)に入ったらすぐに精霊棚にお迎えして、供養をしてあげます。これは私がむかし聞いた話です。

新仏は、亡くなって1年も経たない仏様ですから、自然に追慕の念が深くなります。また別の面から捉えると、先祖のみたまを「自分を守ってくれているもの」と取るか「ひょっとすると祟るかもしれない」と取るか、99%前者と思っていても、残された1%を恐れてしまう。だから、新仏は特別に大切にしたのではないでしょうか。

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平成27年6月の坐禅会

6月14日の坐禅会は予定通り行います。
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平成27年6月の朝ヨガ

6月6日(土)の朝ヨガは、予定通り行います。
梅雨入り間近の不順な気候ですが、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

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五欲

山門の掲示板の言葉を更新いたしました。

「物には限りがあり、欲望には限りがない」

それを見た妻が一言、
「あなたのことね」

人間には5つの欲があるそうです。
財欲
色欲
飮食欲
名誉欲
睡眠欲
です。

生きている以上、捨てることが難しいのが欲望。欲望に打ち克つのは容易ではありません。打ち克つのではなく、セーブすることができれば、それでも良いのではないでしょうか。「足ることを知る」という心がけですね。欲が少々あるくらいの方が、人間らしくて良いと思うのです。
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