眼と口

眼をつむってはいけません。視線はまっすぐ正面を、ぼんやり見る感じです。

口は閉じます。口をとがらすより、わずかに微笑みを浮かべた感じの方が、坐っていても気分がいいですね。

舌先は、上の歯の裏側と歯茎のあたりに付けます。自然に歯が軽く噛み合っているはずです。決して歯をくいしばってはいけません。

「半眼(はんがん)」という言葉を聞いたことがあると思います。一般的に「坐禅は半眼にする」ように言われます。

半眼とは、まぶたを半分閉じた状態です。この時に視線を1~3メートル先に落とします。一点を凝視するのではなく、ぼんやりと見る感じにします。半眼にすることにより、余計な視覚を抑えられ、坐禅に集中しやすくなりますが、その反面、鍛錬を積まない限り、頭の位置が知らぬうちに下がってきたり、眼が緊張して疲れてしまいます。

坐禅経験中級者以上の方ならば半眼もいいですが、無理に半眼にするよりも、自然に前方を見る方法を、私はお勧めします。その上で、意識が集中してきて、自然に半眼になってくるのが理想的と言えるでしょう。

since 2004/6/1 - last modified 2013/8/30


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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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