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身体が発するサイン

腹式呼吸を続けていると、手先・足先へかけて、血流が増大するような感覚が現れます。また、

● 暑さ・寒さに対する苦しさが、緩和されてきます。
● みぞおちの奥が痛くなる。→ 横隔膜を普段より大きく動かしているためです。
● トイレに行きたくなる。→ 腹筋を使っていると、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になるためです。

といった感覚を得られるでしょう。

横隔膜をしっかり動かし、なおかつ集中していると、横隔膜の筋紡錘(きんぼうすい=筋肉のセンサー)がインパルス(電気信号)を発し、そのインパルスが脳幹へ伝わり、「βエンドルフィン」や「ドーパミン」という快感ホルモンを発生させます。これら脳内物質の働きにより、足の痛みを感じなくなったり、ぼーっとなったり、視野が狭まったり、ある種の幸福感や恍惚感を感じたりします。

インパルスは、筋紡錘に瞬間的に力が伝わった時に、多く発生するようです。つまり、しっかり吐ききって、短時間で吸う、という腹式呼吸が、リラックス効果をもたらすのです。

since 2004/6/1 - last modified 2013/8/30



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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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