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意守丹田法(いしゅたんでんほう)

坐禅における調心法のうち、最も重要なものは「気海丹田」に呼吸を出し入れするイメージをもつ方法です。丹田とは、人間の持っているエネルギー=「気」を溜める場所と考えて下さい。

丹田を意識するこの方法の呼び名については、禅宗では定義されていないようなので、気功術で使われている「意守丹田法」という呼び名を拝借しました。

坐禅は腹式呼吸でしたね。この呼吸を「丹田が呼吸している」と思って下さい。「丹田で吐き、丹田で吸う」のです。そして「丹田が気を放ち、丹田が気を溜める」のです。

さらに、丹田から放たれている気が体中に満ちてきて、

肛門→背骨→首の裏→頭頂部→上顎→舌先→下あご→胸→肛門

へと、体内を気が廻っているイメージを掴んで下さい。

syosyuten.gif

since 2004/6/1 - last modified 2005/3/17


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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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