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坐禅儀 #6

(原文6)左に傾き右に側ち、前に躬まり後に仰ぐことを得ざれ。腰脊頭頂骨節をして相拄え、状浮屠の如くならしめよ。又た身を聳やかすこと太だ過ぎて、人をして気急不安ならしむることを得ざれ。

(ひだりにかたむきみぎにそばだち、まえにかがまりうしろにあおぐことをえざれ。ようせきずちょうこつせつをしてあいささえ、かたちふとのごとくならしめよ。またみをそびやかすことはなはだすぎて、ひとをしてききゅうふあんならしむることをえざれ。)



(意訳6)左に傾いたり、右に曲がったり、前へかがんだり、後ろにのけぞったりしないようにする。腰の上に背骨がまっすぐ、頭がてっぺんにのり、あたかも五重の塔のそびえ立つように、その全てにスキが無く、どっしりと美しく坐る。また、おおげさに体をいからせたりして、他人が見た時に、とても不安になるようなのもいけない。

since 2004/6/1 - last modified 2013/8/29

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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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