坐禅儀 #9

(原文9)
身相既に定まり、気息既に調い、然して後臍腹を寛放し、一切の善悪都て思量すること莫れ。念起らば即ち覚せよ。之を覚すれば即ち失す。久々に縁を忘すれば、自ら一片と成る。此れ坐禅の要術なり。

(しんしんすでにさだまり、きそくすでにととのい、しかしてのちさいふくをかんほうし、いっさいのぜんあくすべてしりょうすることなかれ。ねんおこらばすなわちかくせよ。これをかくすればすなわちしっす。きゅうきゅうにえんをぼうすれば、おのずからいっぺんとなる。これざぜんのようじゅつなり。)



(意訳9)
体の形が決まり、呼吸をととのえたなら、大きく息を吐き出して、腹の中をからっぽに開け放ち、さらに良いも悪いも一切考えないようにする。もしも何かの考えが浮かんだら、それは煩悩・妄想であると思いなさい。出たら捨て、また出たら捨て、そうしていけば、ついには妄想の意識もなくなり、自ずから坐禅に集注しているだろう。これこそが坐禅の奥義である。

since 2004/6/1 - last modified 2013/8/29



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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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