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白隠禅師坐禅和讃 #4

(原文4)
闇路に闇路を踏そえて。いつか生死を離るべき。夫れ摩訶衍の禅定は。称歎するに余りあり。

(やみじにやみじをふみそえて。いつかしょうじをはなるべき。それまかえんのぜんじょうは。しょうたんするにあまりあり。)



(意訳4)
それは、暗い夜道を、灯りも点けずに歩いていくようなものです。暗い夜道を歩いていっても、目的地に辿り着くのは難しく、これでは、苦しみから抜け出すどころか、さらに苦しみの迷路に入り込んでしまいます。
大乗仏教(だいじょうぶっきょう)と呼ばれる、現在の日本仏教の教えの中に、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という6つの実践徳行があります。すなわち、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧(ふせ・じかい・にんにく・しょうじん・ぜんじょう・ちえ)、という、仏教徒としての大切な行いのことです。その中でも「禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)」は、最も重要であります。

since 2005/1/27 - last modified 2014/4/19


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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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