無相大師遺誡 #4

(原文4)
卒に老祖淵粋の命を受けて長養すること二十年、果たして大應遠大の高徳を彰わし、仏祖已墜の綱宗を起こし、真風不地の遺誡を残して、後昆を鞭策する者は、先師の功なり。

(ついにろうそえんすいのめいをうけてちょうようすることにじゅうねん、はたしてだいおうおんだいのこうとくをあらわし、ぶっそいついのこうじゅうをおこし、しんぷうふちのゆいかいをのこして、こうこんをべんさくするものは、せんしのこうなり。)



(意訳4)
徹底した修行の末、大悟を認められた大燈国師は、大應国師より印可証明(悟りの証)と、これから後の修行についての命令を受けて、その直後より20年間、「聖胎長養」と呼ばれる総仕上げの修行に入られた。
その長期修行の結果、ついに大應国師より継承された高徳と資質が、世間に知られるところとなった。釈尊入滅後の末法思想の今日にあって、仏教の大綱と禅宗教義の布教に尽力され、そして、真実の仏祖の教えを堕落させることのないように、という願いを遺誡として残された。われら弟子どもを、今もなお指導鞭撻し、励ましている。大燈国師の功績もまた、賞賛し余りあるものである。

since 2005/3/17 - last modified 2013/8/29



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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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