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般若心経 #3

(原文書き下し3)
受、想、行、識も、またまたかくのごとし。



(意訳3)
心の世界についても同様で、楽しいと感じたり、赤いものを「これは赤いものだ」と見たり、お腹が空いたので食事をとったり、目、耳、鼻、舌などから受けるものを、「きれいな花」とか、「鳥の声」、「赤ん坊のにおい」、「にがい」などと感じ、想像し、判断することも、これまで生きてきた間の、自分自身の経験や知識から、あれこれ導き出された、一瞬の幻覚のようなものなのです。つまり私たちの生活すべてにおいて、どれ一つとっても、それは永遠不変の実体ではありません。しかし、実体がない場合でも、現象や認識としては存在するので、「色=空」と同様、これらも不二一体であります。

since 2004/8/29 - last modified 2005/3/17

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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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