念仏行の教え その2

『五門禅経要用法』の念仏坐禅では、

「仏の相をはっきりと念ずることができたら、目を閉じる。できなければ、目を開けて仏の相を見る。目を開けている時と、目を閉じている時と、どちらの場合でも同じように、仏の相をはっきりと念じられるようにする。」

というように、開目・閉目と、念仏坐禅のあり方を、明解に定義しています。この経の後半には「初習坐禅法」という一章があり、坐禅をする時の諸注意などが書かれています。『小止観』の「修止観法門善根発相第七」は、この経典の注釈と言える内容になっており、後に天台大師が止観法を集大成する上での、重要な経典と言えるでしょう。



*『五門禅経要用法』(ごもんぜんきょうようようほう)

大正新脩大蔵経 経集部 619

著者…仏陀蜜多(ぶっだみった)
訳者…曇摩蜜多(どんまみった・?~442・中国南北朝時代の宋で活躍)
記事中との関係箇所…坐禪之要法有五門。一者安般。二不淨。三慈心。四觀縁。五念佛。・・・若行人有善心已來。未念佛三昧者。教令一心觀佛。若觀佛時當至心觀佛相好。了了分明諦了已。然後閉目憶念在心。若不明了者。還開目視極心明了。然後還坐正身正意繋念在前。如對眞佛明了無異。・・・
また、参考として別の箇所に
白骨観法。・・・如鑚火見烟穿井見泥得水不久。若心靜住開眼見骨。了了如水。澄清則見面像。濁則不見・・・是故坐禪之人先當念佛。・・・人之自信無過於眼。當觀好像如見眞佛無異。先從肉髻眉間白毫。下至於足。復至肉髻。相相諦觀。還於靜處閉目思惟。係心在像使不他念。若有餘縁攝之令還。・・・
という記述もあり。

since 2005/4/12 - last modified 2005/4/18



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