たからもの

東京FMで13時から放送中の「アポロン」、今日の「よ・み・き・か・せ」は『ボクとママのたからもの』(斉藤栄美 作/狩野ふきこ 絵 金の星社 ISBN-978-4-323-03211-5)でした。

ママがけんちゃんのおもちゃ箱を掃除していると、いろいろな変なモノが出てきます。石ころや干からびたミカンの皮、空っぽのお菓子の箱…。でもそれらは、けんちゃんにとっては思い出の物、すべてが宝物なのでした。

確かに! 私にも子供の時に経験があります。ビー玉、木の葉っぱ、セミの抜け殻などなど。大人になると何でもない物が、子供の時には大切な宝物なんですよね。

さて、禅宗の初祖・菩提達磨(ぼだいだるま)大師は、南インドの香至王(こうしおう)の第3王子として生まれました。ある時、国王は、釈尊から数えて第27祖にあたる般若多羅尊者(はんにゃたらそんじゃ)に対し、大変高価な宝珠を布施しました。尊者は、その宝珠を3人の王子たちに見せながら「この世の中で、この宝珠より勝れたものはあるか?」と質問をしました。
第1王子、第2王子は、ともに「これに勝る宝珠はありません。この一番尊い宝は、尊者のように勝れたお力をお持ちの方に所持して頂くことこそ、ふさわしいものです」と答えました。しかし、第3王子であった達磨大師は「この宝珠がどれほど素晴らしいと言っても、所詮はこの世の価値観によって見ているに過ぎません。最上に勝れたものは、仏法によって得られた心の光明です」と答えたといいます。この時、達磨大師は若干7才であったといいます。

仏教には三宝(さんぼう)という3つの宝物があります。悟った人(=仏)、教え(=法)、法を守り伝える人たち(=僧)のことです。

世間には、金銀宝石、おカネに権力、家族、恋人、友人と、いろいろな宝物がありますね。皆さんの宝物は何でしょうか。私は「家族」かなぁ。(仏法僧じゃ無いんかい!)
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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