今朝、私の修行時代の師匠が亡くなられました。

私は出来の悪い雲水でした。こんな私を懇切丁寧に指導してくださった老師には、本当に感謝の気持でいっぱいです。もっとしっかり修行をしていれば、もっとしっかり老師の講席を聞いていれば、と思っても、時は戻ってきません。

2年間の修行を終えて自坊に戻る私に、老師はおっしゃいました。
「これからあなたは、智光院を守っていかなければならない。お檀家を導いていかなければならない。僧堂を出ても日々修行。しっかりやれよ」
そして、老師は1枚の色紙をくださいました。そこには「忍」と書かれてありました。(自坊に帰る雲水には、みな「忍」と書いた色紙を渡すのかもしれません)

心のなかに「忍」の一文字は常に刻んでいようとも、はたして実践しているだろうか。耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ。老師の御恩に報いるのは、日夜精進するほかはない。

悦は忍の後より来る、楽は苦の後より来る。

ご冥福を祈ります。

関連記事

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Author

うぇぶちこういん

ちこういん

リンク
バナー
住職へメールを送る
メールアドレスは正確に書いて下さい。間違いがあると、返信ができません。

名前 or ハンドルネーム:
メールアドレス:
件名:
本文:

RSSフィード
訪問者数累計