師匠とのお別れ

昨晩、師匠の通夜に参列しました。開式して間もなく、お経を読み始めるや、涙がポロポロと流れてきて…、いつかは必ずこの日がやってくるのはわかっているのに、どうしようもなくて…。

今日は密葬でした。今日は泣くまい、ちゃんとお経を読んで、老師に安心してもらうようにと、一所懸命に読経をしました。

老師は厳しいお顔で眠っておられました。やさしい顔ではなく、安堵の顔ではなく、また、決して苦しそうな顔ではなく、死んでなお私に「骨折れ骨折れ、夢夢精進を怠るでないぞ」と語っておられました。

出棺を見送る時、止めどなく涙が溢れてきました。声を上げて泣きました。老師から受けた御恩に何一つ報いることができず、私はこの先どうしたら良いのだろうかという感情にさいなまれました。私は持病を抱えており、老師は私の姿を見るたびごとに「身体はどうだ?」といつも優しい言葉をかけてくださり、気にかけてくださいました。何という親切な方でしょう!

私は今、喪失感でいっぱいです。今もこの文章を目に涙を溜めながら書いています。

私にできることは、老師から受けた大きな御恩に、一生かけて報いることしかありません。

東京禅センターのウェブサイトに、老師の寄稿文が掲載されております。ぜひお読みになってください。

放牛窟芳躅 ー私の修行時代ー
http://www.myoshin-zen-c.jp/c_record/my/my.htm


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ジャンル : 学問・文化・芸術

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