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チリを払わん、アカを除かん

庫裏の納戸にある桐箪笥には、先代以前の住職が着ていた法衣や袈裟がしまってあります。めったに開けないその箪笥ですが、先日納戸を掃除した時に開けてみました。すると、モワーっと嫌な匂いが。湿気を含んだあの独特な匂い。このままにしておくのでは気分が悪いので、引き出しを開けて放置しておりました。すると妻から「扇風機で風を送っておくといいよ」と言われましたので、扇風機を回しました。除湿機を動かし、さらに窓を開け、1日半かかって、なんとか湿気が飛びました。

ついでに納戸の大掃除をしてしまおう。上の棚に置いてある物をいったんすべて下ろします。かなりの量のホコリがたまっているではないですか。それらすべてホコリを払い水拭き、いらない物を処分し、必要な物を整理整頓したら、新しい収納スペースが生まれました。

床に乱雑においてある物たちも、いったんすべてどかして、たまったホコリを掃除機で吸ってから水拭き。そうしてからこちらも整理して置いたら、非常にスッキリとしました。

掃除は結局3日間もかかってしまいました。軽い掃除は定期的に行っていても、やはり棚の上とか奥の方とかは、置きっぱなしの荷物がほとんどですから、随分と汚れているものです。また、不要な物も出てきますね。

釈尊のお弟子のチューラパンタカさんは、「塵を払わん、垢を除かん」と一心に念じながら、お説法を聞きにくる信者さんの足を拭き続け、おさとりを開きました。(諸説あり)

納戸はスッキリ、心もスッキリ。でも、梅雨時にする仕事じゃなかったかなー。

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