「のぼうの城」の史跡を訪ねて
映画「のぼうの城」を観ました。舞台は現在の埼玉県行田(ぎょうだ)市にあった忍城(おしじょう)です。戦国時代に豊臣秀吉が北条氏を攻めた時、その支城である忍城の、石田三成による水攻めを描いた物語です。
映画が面白かったので、ぜひ忍城跡や、水攻めのために築いた堤防跡が見たくて、行田に行ってきました。

新宿駅から湘南新宿ライナー(高崎線・籠原行き)に乗って「吹上(ふきあげ)駅」で降ります。吹上駅からバスに乗れば良いのですが、時間の関係でタクシーに乗車しました。
最初に向かったのは忍城跡です。現在は、かつての本丸跡地に「行田市郷土博物館」が作られ、併設して忍城の一部が再建されています。最上階の4階から市内を見渡せます。

行田市郷土博物館

忍城
次に、石田三成が本陣を置いた「丸墓山古墳(まるはかやまこふん)」へ。行田市内には数多くの古墳があり「埼玉(さきたま)古墳群」と呼ばれ、埼玉県の県名の由来になっています。古墳群一帯は「さきたま古墳公園」として整備されています。丸墓山古墳へ行く前に「将軍山(しょうぐんやま)古墳」へ。ここは展示室が作られています。


将軍山古墳へ行く途中には蓮池があります。


将軍山古墳
いよいよ丸墓山古墳へ。これは日本一大きな円墳だそうです。高さは18.9メートルです。この辺りでは、一番高い所であるため、石田三成が本陣を置いたのもうなずけます。

丸墓山古墳

登る階段は結構きつかったです。


頂上から見た光景です。映画のシーンを想像しながら、遠くに忍城を望みます。天正18年(1590)に、石田三成がここに立って20,000の大軍の指揮を執ったと思うと、感慨深いものがあります。
最後は石田三成が忍城水攻めを行う際に築いたとされる堤防の跡「石田堤(いしだづつみ)跡」を見ていきます。石田堤跡は、忍川と平行して走る狭い道路沿いにあります。「石田堤の碑」から南へ向かいます。「堀切橋」を渡ると、上越新幹線の高架下に出ます。高架下では堤の断面を見ることができます。石田堤跡は何の変哲もない小さな土手にしか見えません。

堤に登ったところからの写真です、
徒歩、バス、タクシーを利用した、炎天下の半日の行程でした。たった半日でしたが満足いっぱいの旅行でした。
この記事を見て「わたしも行ってみよっかな♪」と思われた方へ、少しアドバイスを。
1, 行田市内は「市内循環バス」が走っています。一人100円です。「観光拠点循環」「東循環」「北東循環」「北西循環」「南大通り線」「西循環」の6路線があるのですが、正直に言って利用しづらいです。運賃が安いからと無理に使わず、タクシーを利用した方が良い時もあります。行田市ホームページから「市内循環バスぐるっと便利帳」(PDF)をダウンロードできますので、旅行前にルート確認を。
2, 流しのタクシーは走っていません。タクシーは電話で呼びましょう。
3, 大きな幹線道路沿いにはレストランがありますが、市内のほとんどは食堂・コンビニがありません。食べ物を用意して出発しましょう。飲み物は自販機があるので大丈夫です。ちなみに今回のツアーでは「さきたま史跡の博物館」の入り口隣にあったうどん屋さん「元祖 田舎っぺ」で昼食をとりました。営業時間終了の午後3時ギリギリセーフでした。ここは美味しかったのでオススメです。
4, さきたま古墳公園にある「はにわの館」で自転車の無料貸出しがあるそうです。周辺めぐりには便利だと思います。
映画が面白かったので、ぜひ忍城跡や、水攻めのために築いた堤防跡が見たくて、行田に行ってきました。

新宿駅から湘南新宿ライナー(高崎線・籠原行き)に乗って「吹上(ふきあげ)駅」で降ります。吹上駅からバスに乗れば良いのですが、時間の関係でタクシーに乗車しました。
最初に向かったのは忍城跡です。現在は、かつての本丸跡地に「行田市郷土博物館」が作られ、併設して忍城の一部が再建されています。最上階の4階から市内を見渡せます。


行田市郷土博物館


忍城
次に、石田三成が本陣を置いた「丸墓山古墳(まるはかやまこふん)」へ。行田市内には数多くの古墳があり「埼玉(さきたま)古墳群」と呼ばれ、埼玉県の県名の由来になっています。古墳群一帯は「さきたま古墳公園」として整備されています。丸墓山古墳へ行く前に「将軍山(しょうぐんやま)古墳」へ。ここは展示室が作られています。


将軍山古墳へ行く途中には蓮池があります。


将軍山古墳
いよいよ丸墓山古墳へ。これは日本一大きな円墳だそうです。高さは18.9メートルです。この辺りでは、一番高い所であるため、石田三成が本陣を置いたのもうなずけます。


丸墓山古墳


登る階段は結構きつかったです。


頂上から見た光景です。映画のシーンを想像しながら、遠くに忍城を望みます。天正18年(1590)に、石田三成がここに立って20,000の大軍の指揮を執ったと思うと、感慨深いものがあります。
最後は石田三成が忍城水攻めを行う際に築いたとされる堤防の跡「石田堤(いしだづつみ)跡」を見ていきます。石田堤跡は、忍川と平行して走る狭い道路沿いにあります。「石田堤の碑」から南へ向かいます。「堀切橋」を渡ると、上越新幹線の高架下に出ます。高架下では堤の断面を見ることができます。石田堤跡は何の変哲もない小さな土手にしか見えません。


堤に登ったところからの写真です、
徒歩、バス、タクシーを利用した、炎天下の半日の行程でした。たった半日でしたが満足いっぱいの旅行でした。
この記事を見て「わたしも行ってみよっかな♪」と思われた方へ、少しアドバイスを。
1, 行田市内は「市内循環バス」が走っています。一人100円です。「観光拠点循環」「東循環」「北東循環」「北西循環」「南大通り線」「西循環」の6路線があるのですが、正直に言って利用しづらいです。運賃が安いからと無理に使わず、タクシーを利用した方が良い時もあります。行田市ホームページから「市内循環バスぐるっと便利帳」(PDF)をダウンロードできますので、旅行前にルート確認を。
2, 流しのタクシーは走っていません。タクシーは電話で呼びましょう。
3, 大きな幹線道路沿いにはレストランがありますが、市内のほとんどは食堂・コンビニがありません。食べ物を用意して出発しましょう。飲み物は自販機があるので大丈夫です。ちなみに今回のツアーでは「さきたま史跡の博物館」の入り口隣にあったうどん屋さん「元祖 田舎っぺ」で昼食をとりました。営業時間終了の午後3時ギリギリセーフでした。ここは美味しかったのでオススメです。
4, さきたま古墳公園にある「はにわの館」で自転車の無料貸出しがあるそうです。周辺めぐりには便利だと思います。
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