特別展「みちのくの仏像」

上野の東京国立博物館へ、特別展「みちのくの仏像」を観に行きました。青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島の各県から、貴重な仏像が出展されていました。

東北は、4年前の東日本大震災で甚大な被害を受けました。建物の倒壊、港の崩壊、瓦礫の山と化した市街など、いまだに記憶に残っておりますが、文化財の損傷被害についてはあまりニュースにならなかったような気がします。今回の特別展では、文化財の被害と修理についてのパネル展示もありました。

地震の揺れにより、本棚から落ちた資料の数々、倒れた仏像。また、津波によって海水をかぶり、ヘドロ、塩水、雑菌にまみれた貴重な書類。パネルを見て大変驚きました。文化財を救出し、修理や「安定化処理」と呼ばれるクリーニングを行い、安全に保管できる場所へ移動します。これらの処理に大変な労力がかかることを、初めて知りました。

古い仏像は、腕や持物が損失していたり、火をかぶったり、また、戦乱から逃れるために土に埋めて隠したりして、幾多の災難を経て今日まで伝えられています。人々の祈りとともに…。

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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

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