めだか

おとなりさんから、メダカをもらいました。うちのメダカは一向に数が増えなかったので、久しぶりに水鉢の中が賑やかになりました。
メダカは無事生まれても、大人のメダカが赤ちゃんメダカを食べてしまうんですよね。だから、卵を見つけたら隔離してやらないといけません。
それとヤゴ。いるんですよヤゴが。こいつもどうやらメダカを食ってしまうらしいです。
メダカやヤゴのいる畜生界は、食う寝るといった根源的な欲求に振り回される世界です。ですから、弱いものは強いものに食われ、生き延びる力が足りないものは、どんどん淘汰されます。我々人間は、肉、魚、野菜など、畜生界にいるものの命を奪い、生かされているということを、忘れてはいけません。
一方、我々のいる人間界は、中途半端に知恵知識を持っているがゆえの、煩悩に振り回される世界です。悩み苦しむことが多く、精神的にまいってしまうことが多いですね。凶悪犯罪や交通事故が増えた昨今、理不尽な被害に遭うことも、覚悟しなくてはなりません。
さてさて、どちらの世界に住まうのが良いのでしょうね。
- 関連記事
-
- お施餓鬼 (2007/05/22)
- 看脚下 (2007/05/13)
- めだか (2007/05/02)
- 曹洞宗青年会 (2007/04/29)
- おめでたい ~ 一休禅師 (2007/04/26)