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覚悟

3月11日は東日本大震災が起きた日。大きな揺れの後に街を襲った津波、夥しい数の死傷者、行方不明者が出ました。私の義理の祖父母は、津波に呑まれ亡くなりました。

また、3月11日は、先代住職である私の父の命日でもあります。父は癌で亡くなりました。ですから、私の身内には今日が命日の故人が3人いるのです。

智光院の過去帳を見ると江戸時代には、同じ日もしくは近日中に何人もまとまって亡くなっている記録が見られます。多くは感染症で亡くなっています。当時はワクチンや抗生物質がありませんから、流行り病は恐ろしいものだったことでしょう。コロナ禍を経験した私たちには、実感できるのではないでしょうか。

家内に1人感染症患者が出ると、家中に病気が広まり、健康を奪っていきます。免疫力のない子供が真っ先に犠牲になります。古い過去帳には子供の戒名がたくさん出てきます。我が子に先立たれることは、どれだけ辛く苦しいことでしょう。

死は人ごとではありません。それなのに、心身健康な時には自覚が薄いのもまた事実。3月11日を迎えるたびに、3人の故人から問われている気がします。

「いざという時のために、君はどれだけ覚悟ができているんだい?」

かくご 【覚悟】 
①あきらめる。観念する。決心して用意する。
②迷いがさめ、真理を体得して、さとりの知恵を得ること。

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