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水不足

梅雨はどこへ行ってしまったのでしょう?

梅雨の時期には、雨が降ってくれないといけません。そして夏は暑く、秋は木枯らしが吹き、冬は雪が降り、そうして春には植物が芽吹くのです。穏やかなばかりではありません。艱難辛苦の方が多いもの、世の中の道理とはそういうものだ、と認識しております。

各地のダム貯水量が減っています。今年は深刻な水不足になるかもしれません。大変です。

雨が降らないのがいけないのでしょうか? 水不足だけが問題なのでしょうか?

地球規模で環境が悪化しているのは、小学生だって知っていることです。梅雨の時期に雨が降らなかったり、気温が上昇したりするのは、私たちが自然を破壊し、天然資源を食い続け、その暴走を止めない人間の生活が、それらの遠因に違いありません。そんなこと、私がここで述べるまでもないことです。

水不足にしても、蛇口をひねれば水が出てくる「ありがたさ」に私たちが気付いていないから、とは言えないでしょうか? 例えば、歯みがきをしている間中、水を流し続けるのを止めるとか、食器を洗う時に、桶に溜めた湯水を利用するとか、私たちはいくらでも工夫することができます。毎日の暮らしの中で、私たちが改善できることは多いはずです。

先日近所で、ちょうど昼食の時間帯に停電がありました。その時、小学校では水が出なくなったそうです。1階の水道だけは蛇口をひねれば水が出るのに、2階以上の水道とトイレでは、水が出なくなりました。生徒たちは、手を洗うために、トイレを使うために、限られた場所まで行かなければならず、難儀したそうです。電気が止まったら水も出ないとは困ったものです。

ちょっと話がずれましたが、つまり、水不足という「警告」を、私たちはもっと真剣に受け止め、真剣に考えなければならないと思うのです。生活環境が快適になりすぎ、便利さに慣れすぎている私たちです。『スーパーでペットボトルを買えばいいじゃん』なんていう考えはいっぺん捨ててみて、「ありがたさ」に感謝し、無駄遣いを減らし、少しぐらいの不自由は当たり前、とか考えてみませんか? もっと大きな警告になる前に。

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