愛別離苦

世に苦しみはいくつもありますが、最も苦しいのは何でしょうか? 私は、「愛する人と別れ、離れる苦しみ」だと思っています。これを「愛別離苦(あいべつりく)」と言います。

愛する夫を、妻を、両親を、子供を、友人を、恋人を亡くした時の苦しみの深さは、当事者になってみないとわかりません。その悲しみは日を追うごとに増し、自分自身ではどうすることもできない無力感に打ちひしがれます。
また、恋人同士が素敵な時間を過ごした後、しばしの別れを惜しむのも、愛別離苦と言えます。大切にしていた品物を失うのも愛別離苦です。

愛別離苦から立ち直るためには、かなりの時間と、苦しみへの理解が必要です。すなわち、世の中に永遠なる絶対的な変わらないものなど、ただの一つもないという「諸行無常」の理解です。ここの本質が解らないと、苦しみからの脱却は困難になります。

愛する恋人となかなか逢えないと、とても苦しいものです。メールの返事がなかなか返ってこなくて、いらついたりもしますね。人間は一人では生きられない、さりとて相手のことで気をもんで苦しんで…。人間はわがままな生き物です。その「わがまま」を少し押さえることが、苦しみから抜け出す第一歩です。
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