お彼岸の意味
もうすぐ春のお彼岸ですね。お彼岸は、春分の日(秋は秋分の日)を挟んだ前後3日間、都合一週間の期間をいいます。お彼岸は普通、お墓参りのシーズンとされています。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉にもあるように、気候的にちょうどよい時期であります。
お彼岸はお墓参りをすることの他に、「仏道修行をする期間」という意味もあります。
仏教では、大切な実践行に「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」というものがあります。これは6種の実践行のことで、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の6つを指します。この6種類の実践行は、日々努めて行うべきものですが、なかなか実行できません。そこで、お彼岸の期間には、日頃さぼりがちな六波羅蜜を、せめてこのお彼岸期間だけでも実践しよう、という意味があるのです。
例えば、電車で席を譲るのは布施行です。悪口を言われても腹を立てないのは忍辱行です。心静かにして物事に当たるのは禅定行です。お彼岸期間中には、ぜひともこれら実践行を心がけて頂きたいと思います。
お彼岸はお墓参りをすることの他に、「仏道修行をする期間」という意味もあります。
仏教では、大切な実践行に「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」というものがあります。これは6種の実践行のことで、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の6つを指します。この6種類の実践行は、日々努めて行うべきものですが、なかなか実行できません。そこで、お彼岸の期間には、日頃さぼりがちな六波羅蜜を、せめてこのお彼岸期間だけでも実践しよう、という意味があるのです。
例えば、電車で席を譲るのは布施行です。悪口を言われても腹を立てないのは忍辱行です。心静かにして物事に当たるのは禅定行です。お彼岸期間中には、ぜひともこれら実践行を心がけて頂きたいと思います。
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